麻雀のルールの話(3)
前回記事 「麻雀のルールの話(2) | ず's 麻雀」 読み返してみたら、若い人にはわからないかもしれない記述があるので、追記します。
点数計算
“基礎点が20符から2符単位、8翻まで、結果を10点単位” と書きました。現在と違って10点単位の計算になるので10点棒が必要です。これは、現在の100点棒が元々は10点棒、1000点棒が元々は100点棒だったようです。以下のサイトに書かれています。
もっとも、私は10点単位の麻雀を打ったことはありません。私が覚えたのはバンバンが付く麻雀でした(1980年代)。
七対子
“2翻役の項に七対子が見えないのは、特殊役扱い(100符)だからだろう”。
七対子はアメリカ由来の特殊役で、昔は100符0翻とされていたようです。跳満貫(6翻)や1翻縛り・5連荘の2翻縛りの絡みから2翻役となり、その後、辻褄を合わせる形で25符2翻という形になっています。
故・浅見了先生によると、「日本へも、この100符無翻で伝来」・「一翻縛りとなると100符無翻では具合が悪いので、50符一翻の扱いとなり」・「当時、七対子は二翻相当の役という認識があり」・「25符二翻が登場し、現在は両者が混在」とのことです※1。私が読んだ入門書でも記述はまちまちでした。
そもそも雀頭しかないので、符計算できない形なんですよね、これ。
- ※1 七対子
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません