麻雀漫画というジャンル

雑記

1つのゲームで雑誌が成り立っている分野は数多くあるが、漫画雑誌で成り立っているものは少ない。麻雀、ゴルフ、釣り、パチンコぐらいだろうか。麻雀と競技人口がほぼ同じである将棋や囲碁には活字の雑誌はあっても、漫画雑誌はない(たぶん過去にも存在しなかった)。これは興味深い違いだと思う。

現在将棋漫画は何本か連載されているし、囲碁にも大ヒットとなった「ヒカルの碁」があった。でも、将棋漫画雑誌や囲碁漫画雑誌は存在しない。何が違うのだろうか?

※ ちなみに「麻雀界」という麻雀雑誌もあるが、これはどちらかと言えば業界誌。

偶然の重要性

麻雀漫画の面白さって、偶然に支えられている部分が大きいように思う。背中が煤けている漫画も御無礼な漫画も「そんなツモあるかー」と思いつつも読んでしまう。歴戦の雀士なら素晴らしい配牌・ツモを経験したこともあるだろうから、ありえないと理性では考えても、面白く読み進められる。ゴルフとか釣りもそうかもしれない。努力は重要だけど、それ以上に運としか呼べない要素があって、それが漫画を成り立たせている。

そう考えるとゴルフ、釣り、パチンコもそうだよなあ。同じようにゴルフボールを打っても、毎回毎回球の行き先は違うし、それがドラマを産むわけだ。

他にも理由はありそうだけど、偶然の要素は大きいと思う。

雑記

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